4月30日(木)4時間目

教育次長と市教委の皆さんが本校を訪れ、1年生の国語の授業を参観されました。

本校が推進している、東京大学名誉教授 佐藤学先生が提唱する「学びの共同体(対話と協働の学び)」。

その実際をぜひ見たいという意向のもと、熱心に子どもたちの姿を追ってくださいました。

■ 小学校からの積み重ねが生む「安心感」

給食を食べながらでしたが、授業や生徒の様子を振り返りながらの対話で語られたのは、授業を見て真っ先に感じた、クラスに流れる「安心感」だったそうです。

  • 当たり前の光景としての「4人グループ」 小学校の頃から日常的に4人一組で学んできた子どもたち。中学生になってもそのスタイルは「こなれて」おり、お互いの顔が見える向き、安心できる距離で、自然に対話が進んでいた。

  • 自分の言葉で伝える力 誰かの言葉をなぞるのではなく、きちんと自分の言葉で意見を伝え、先生に対しても安心して疑問を投げかける姿が見られた。

これは小中連携で「対話と協働の授業づくり」にチャレンジして、先生と子どもたちが「積み重ね」てきた成果です。今後、義務教育学校として1年生から9年生までが共に過ごすようになれば、この対話の質はさらに加速し、深まっていくと確信できる時間となりました。

■ 先生の役割は、子どもたちの「引き出し」を開けること

対話の中で、「どうすれば子どもたちの意欲に火を点けられるか」についても対話がありました。

  • 柔軟なキャッチボール 生徒から投げられるどんなボール(疑問や意見)にも対応し、学びを広げていく先生の力量。

  • 先生から子どもへ、そして子ども同士へ まずは先生が「言葉がけ」によって子どもの内側にある引き出しを開ける。そのやり取りを、徐々に「子ども同士の対話」へと繋いでいきます。

  • 「待つ」という勇気 対話の時間をしっかり確保するために、先生が教え過ぎず、じっと「待つ」。これは苦しい作業でもありますが、認め合い、褒め合う関係性を築くための大切な一歩です。

■ 学びの土台となる「心理的安全性」

活発な対話は、学級の中に「何を言っても受け入れられる」という温かな風土(カルチャー)があって初めて成立します。

これからも、子どもたちが安心して自分を表現し、仲間と共に高め合える「学びの場」づくりを大切にしていきたいですね♪

教育次長や市教委の皆さんとの対話は、校長室に場所を移し、延長戦に突入。

今後の小諸の教育が楽しみになる。そんな時間となったようです☺