7月9日(木)朝の時間~
現在、芦中では明日までの1週間、「読書週間」に全力で取り組んでいます。
この期間は、生徒たちがたくさんの本に触れ、もうすぐ始まる夏休みにじっくりと読むための「運命の1冊」に出会うことを目的としています。 今朝は、全校集会での校長先生の読み聞かせから始まり、学校全体で本に親しむ素敵な一日のスタートとなりました。その様子を一挙にご紹介します!
🎒 物に宿る思い出と、1冊の絵本の紹介


校長先生はまず、生徒たちに優しく問いかけました。
「皆さんの身の回りにあるものを見て、誰かを思い出したり、当時の出来事を思い出したりすることはありませんか?」
おじいちゃんやおばあちゃんに買ってもらったランドセル、幼い頃のお気に入りの服……。「物」は時として、私たちの心にある大切な記憶を呼び起こす鍵になります。
そんなお話に続いて、校長先生が紹介されたのが、『みずいろのマフラー(作: くすのき しげのり 絵: 松成 真理子)』という一冊の絵本でした。
🧣 すれ違い、別れ、そして届いた想い
紹介された絵本は、仲良しだった男の子たちの友情とすれ違い、 突然の別れを描いた物語です。
『みずいろのマフラー』のお話を少しだけご紹介
誤解から気まずい関係のまま、遠くへ引っ越すことになってしまった友達。最後のお別れの時に手渡された紙袋を開けると、そこにはお揃いの「水色のマフラー」が入っていました。 それは、病床にいた友達のお母さんが「これからもみんなが仲良く過ごせるように」と、祈りを込めて編み上げたものだったのです――。
離れていても、空を見上げれば心はつながっている・・・。そんな男の子たちの姿が描かれた、切なくも温かい物語です。
校長先生は静かに絵本を閉じ、生徒たちに向けて「今も心に残っているあるものを通して、自分の大切な友達や家族を思い浮かべてほしい」と語りかけました。体育館は物語の余韻と、それぞれの大切な人を想う温かい空気に包まれていました。
🎨 学年を越えて全校で取り組む「おすすめ本棚」制作

校長先生のお話の後、生徒たちはそれぞれの委員会ごとに教室へ集まりました。 ここでは、学年の枠を越えてお互いに「おすすめの本」を紹介し合う、温かい交流の時間が流れました。
先輩から後輩へ、あるいは後輩から先輩へ、知らなかった本の世界が広がっていきます。 さらに今回は、全校でひとつの大きな「おすすめ本棚」を制作するため、それぞれがおすすめする本の「背表紙」を作成しました。

みんなが心を込めて描いた背表紙が集まり、どんな素敵な「本棚」が完成するのか、今からとても楽しみですね!
🍔 「おみくじハンバーグ」が登場
さて、 本日の給食は、なんと本にちなんだスペシャルメニュー第3弾!小説『給食のおにいさん』から、「おみくじハンバーグ」が登場しました!

ハンバーグの中に何が入っているかはお楽しみ♪ ということもあり、給食終了後は 「何が入っていた?」「コーン?」「チーズ?」「枝豆っ?」など、友達と顔を見合わせながら楽しそうに会話する様子が、校舎のいたるところで見られました。ちなみに、学年に1人だけ星形ニンジンが入っていたそうです。食べている時も、食べた後も、おなかも心も大満足の特別な時間となりました。
📚 「運命の1冊」を見つける図書館!
読書週間も残りわずかとなりました。 現在、図書室では夏休み前の「10冊貸し出し」を行っています。(例年の夏は5冊なので、今年はスペシャル!)
今日の給食に登場した『給食のおにいさん』シリーズや、委員会でみんなが紹介し合った本、そして校長先生が紹介してくださった絵本など、たくさんの素敵な本が図書室で皆さんを待っています。
長い夏休みの素晴らしい相棒となるような本を、ぜひ探しに行ってみてくださいね!
