令和7年6月4日(水)朝の時間
校長講話が行われました。今回の講話では、「『答え』ではなく、『考え方』を学ぶ」というテーマで、これからの時代に大切な力についてお話がありました。
講話では、「1+1=2」という問いから「なぜ1+1は2なのか?」という問いかけを通して、答えだけでなく、様々な「考え方」があることの大切さが伝えられました 。
また、コンピュータやAIの進化により、多くの仕事が機械にできるようになる一方で、AIには苦手なことがあると紹介されました 。
それは、色々な情報が混ざった状況を解決するために考えたり、人の気持ちを理解したりすることです 。特に、「人間同士のコミュニケーションと同じレベルの対話」は、現段階のAIには難しい…との話がありました 。
校長先生は、スーパーでの魚の売り上げ不振の例を挙げ、複雑な状況を解決するためには、みんなで話し合い、協力して考えること、つまり「対話」がとても重要だと説明されました 。そして、これは芦中のグランドデザインにある「対話と協働の学び」や「自治創造的な活動」そのものであると話されました 。
今回の講話を通して、私たちは「答え」だけでなく、仲間と「対話」しながら「考え方」を深めることの大切さを改めて学ぶことができました。これからの時代を生きる皆さんにとって、この「対話する力」はきっと大きな強みになることでしょう。