4月9日(木)1時間目

昨日・今日と、中庭では「植栽の引っ越し計画」が着々と進んでいます。

私たちの学校を見守ってきた木々を、できるだけ、可能な限り残したい——。 そんな願いを汲み取り、設計事務所の方々が、一度別の場所へ「仮植え」し、工事終了後に再び校舎へ戻すという計画を立ててくださっています。

昨日の打ち合わせでのこと。年季の入った梅の老木が多い中、まだ小さな梅の木を見つけた設計士さんが、 「この子、残せないですかねぇ?」 とポツリ。その一言に、木々への愛情を感じて胸が熱くなりました。

そして今日。造園のプロの方を交え、実際に残す植栽の検討が行われました。 本来、移設に最適な時期は冬。芽吹きが始まった今の時期は、まさに「ギリギリ」のタイミングです。 「生き残れるかは、正直五分五分……」 プロの口から漏れた厳しい言葉。ここからは時間との戦いになります。

残る植栽には、目印として「ピンクの帯」が巻かれていきました。 残念ながら帯がつかず、お別れとなる木もあります。けれど、一つでも多くの命を繋ごうと尽力してくださる方々の姿がありました。

中校舎と北校舎の間(給食室前)にあるシャクナゲを見つめ、造園の方が 「これは昔、PTAの皆さんと一緒に植えたものだ。懐かしいなぁ……」 と目を細めていらっしゃいました。

芦原中学校の敷地や校舎には、私たちが想像する以上に、地域の方々の深い想いが詰まっている。 ピンクの帯が巻かれた木々を眺めながら、その想いもしっかりと次世代へ繋いでいきたいと強く感じたひとときでした。

これからピンクの帯がついた木々がどうなっていくのか、また時々お伝えしていきますね♪