4月13日(月)5時間目~

芦原中学校では令和8年度の本格的な授業づくりの第一歩となる「授業づくりキックオフミーティング」を開催しました。新しく赴任した教職員と、以前から在籍する教職員が、本校が大切にしている「対話と協働の学び」について共通理解を深める一日となりました。

◇5時間目:社会科研究授業(3年4組)

5時間目、3年4組にて社会科の研究授業が行われました。題材は明治時代の外交政策です。今回の授業では、単に歴史的事実を覚えるのではなく、実際の条文資料を読み解き、「この条約は平等なのか、不平等なのか」を生徒自らが思考・判断することに重点が置かれました。 生徒たちは、提示された資料から根拠を見つけようと熱心に取り組み、中には自分たちで教科書をめくって地図を確認し、追加の情報を探し出すなど、主体的に課題を追究する姿が見られました。解釈の「ズレ」が生じる場面もありましたが、そのズレこそが対話を活性化させる貴重なきっかけとなっていました。

 

◇それぞれのペースで:自学の姿

研究授業の裏側で、他のクラスでは自習が行われました。 入学したばかりの1年生の教室は、驚くほどの静寂に包まれ、出された課題に集中して取り組む姿が印象的でした。

一方、2・3年生の先輩たちは、ただ静かにしているだけでなく、自分に課された課題に対して、それぞれが今必要とする方法で、自分なりに向き合う姿が見られました。

自分のやるべきことを理解し、自律的に学習を進める姿に、上級生としての頼もしさを感じました。

 

◇放課後:研修会で見つけた「面白さの種」

生徒の下校後、先生たちも「対話」の時間を持ちました。 研究授業での生徒たちの姿を振り返る中で、「思考のズレや違い」こそが、対話を加速させるエンジンであるということが改めて共有されました。

私たちは、どうしても「正解」や「一致」を求めがちです。しかし、今日の議論を通じて再確認したのは、「人との違い」は、お互いの経験値を高め、認め合い、そして本物の学びにチェンジしていくための「面白さの種」であるということです。

  • 保健体育科: 仲間の「すごい動き」という違いを資料として、どうすれば自分にできるかを考える。
  • 英語科: 知識を習得した先にある、自分なりの表現(ジャンプ)を目指す。
  • 理科・国語科: 共通の土俵に立ちながらも、言葉の裏や予想の「ズレ」を楽しみ、深めていく。

 

◇これからの芦原中学校

校長からは、日々の授業改善を通じて、一人ひとりの学びを保障し、不登校などの教育課題にも向き合っていこうというビジョンが語られました。

今日蒔かれた「面白さの種」を、これからも大切に育て、子どもたちが実社会で必要となる「判断基準」や「裏を読み解く力」を育めるよう、教職員一丸となって授業づくり生徒も先生も共に成長できる芦原中学校でありたいと思うのでした♪